地層:岩盤、粘性土層

客先名O建設工事名(場所)山形県
マシン形式TBM地層(岩質)岩盤、粘性土層
掘削径ヘンセイ岩N値(圧縮強度)
掘削距離掘削速度
掘削時間マシン回転数
使用期間マシン推力
使用カッター:φ432(17”)チップインリングカッター
新品 ASSY
新品リング
約200m使用後
使用状況
  • 当初岩盤の設計で、通常のリング交換型ディスクで施工を開始した。
  • 途中で軟弱層が出てリングの偏摩耗が発生するようになった。
  • チップインリングを使用するようになってからは偏摩耗が減った。
  • 使用していくと母材摩耗が進むが、超硬チップの抜けや回転はほとんど発生しなかった。
お客様評価
  • チップインリングは通常のリングに比べ偏摩耗しにくく、結果的にトータルのカッター交換回数が削減され良かった。

地層:転石、粘土、砂の互層

客先名N建設工事名(場所)兵庫県三田市
マシン形式泥濃工法 1000mm地層(岩質)転石、粘土、砂の互層
掘削径φ1390N値(圧縮強度)
掘削距離1sp 1380m掘削速度
掘削時間約230時間マシン回転数20rpm
使用期間2020年6月~2021年8月マシン推力
使用カッター:φ245、φ218チップインD/C
使用状況
  • 1SPの途中で3回の機内交換を実施。
  • ゲージカッターは発進時3山だったが1回目摩耗が多く、途中から4山に変更した。
  • 途中粘土層に変わってからは、カッターの代わりにビットを装着し、施工した。
お客様評価
  • 転石から粘土、砂層と変化する難しい地層であったが、1380m 1SPを 順調に施工することができた。
  • カッターを2回機内交換したが、スムーズに交換することができた。


地層:シルト・粘土・泥岩

客先名O建設工事名(場所)東京都練馬区
マシン形式地層(岩質)シルト・粘土・泥岩
掘削径φ375N値(圧縮強度)
掘削距離50m/本 × 65本=3250m掘削速度
掘削時間700時間以上マシン回転数20rpm
使用期間マシン推力
使用カッター:14”3/4VH 泥岩用ドリルビット(メカシール)
3000m以上使用後
外周部の摩耗状況
分解確認
泥水侵入なし、グリスも残っている

掘削径 φ375
コーン外径 φ237
マシン1回転あたりコーン1.58回転

145 × 1.58 × 60 × 700 = 962万回転

使用状況
  • 50mを1本掘る間に、シルト ⇒ 粘土 ⇒ 泥岩と深度に応じて地層が変わる難しい地層だった。
お客様評価
  • 通常のドリルビットに比べチップを大きくし歯高が高く、メカシールで回転が軽いことから、地層が変わるなかでも安定して掘削できた。
  • コーンの母材磨耗が進んだが、チップは抜けることなくトータルで3km以上使用できた。
  • 最終的にはシャツテール部に穴が開いてシールが見える状態まで使用したが、ベアリングにガタツキはなく、コーンの摩耗寿命まで問題なく使用でき、とても良かった。

地層:泥岩、礫まじり粘性土層中心

客先名T社工事名(場所)
マシン形式CB35地層(岩質)泥岩、礫まじり粘性土層中心
掘削径φ500N値(圧縮強度)
掘削距離トータルで約1000m掘削速度
掘削時間約1200時間マシン回転数20rpm
使用期間2013年~2015年マシン推力369万回転
使用カッター:φ195R/Cチゼルメカシール
使用状況
  • 超硬チップ、母材摩耗が進み、カッター寿命と判断し交換。
  • 内部への泥水の浸入は無く、スムーズに回転した。
お客様評価
  • 従来のOリング仕様では、同じような使い方で500mしか使えなかったが、メカシールでは2倍の1000m使用でき、刃先寿命に至るまで使用することが出来た。